携帯電話販売員としての新しいスタート

前回の話の続きです。僕は自分のVISION(天命)を生きるため、ライフスペースのワークショップ50というセミナーを受ける決断をし、会社を退職しました。その後、2ヶ月間アルバイトをしていましたが、時給が低かったため、お金がたまらないことから、来年の3月にワークショップ50のセミナーを受けるためにお金を稼ぐという目標を立てました。

その際、不思議なことに、何かを決断し目標を立てると、引き寄せの法則が働くかのように、条件に合った仕事を自然と見つけることができました。当時のフロムエーというアルバイト求人情報誌に「携帯電話販売員」の募集が掲載されており、それを見つけることができました。

決断すると引き寄せの法則が働く

1992年当時、携帯電話はまだアナログ中心で、購入金額や月額料金が高く、ほとんど普及していませんでした。しかし、新しい会社が設立され、本体価格や月額料金が値下げされたことから、携帯電話市場は爆発的に成長していきました。僕はその時期に新しく設立された東京デジタルフォンの携帯電話を請負会社が募集していたため、そこに応募しました。その時の月給はなんと35万円という破格の条件でした。

僕が担当する仕事は、量販店で携帯電話を販売することでした。契約社員としての契約期間は来年の3月末までで、毎月10万円貯めれば、ちょうど50万円となり、セミナー費用を捻出できる計算でした。そして、セミナーが4月に開催されるので、そのセミナーに出ることができるだろうと考えていました。すべての条件が整っていました。

僕はさっそく請負会社に面接に行きました。面接には僕以外にも何人かが来ていましたが、なんとか合格することができ、10月から勤務を開始することになりました。

携帯電話販売員としての経験

僕が配属された店舗はカメラの量販店で、土日を問わず毎日多くのお客様が訪れる忙しい場所でした。この店は非常に厳しいことで知られており、派遣店員が来ても、店の人に嫌われるとすぐに追い出されることが日常茶飯事でした。

最初は緊張しながら店舗に足を踏み入れ、厳しいと評判の店のマネージャーの目を気にしながら働いていました。慣れるまでの最初の一か月間は特に厳しく、お店の人からもしっかりと注意されることが多かったです。

しかし、時間が経つにつれてだんだんと慣れ、店の人や他の派遣店員とも親しくなることができました。当時、携帯電話はまだ新しい商品で、契約の書き方や製品の特徴など、店の人もよく知らないことが多かったので、僕が頼りにされることも増えていきました。

最初のストレスがあったものの、仕事は次第に楽しくなり、前職とは雲泥の差でした。前職では周りからお荷物扱いされていた自分が、今では頼りにされていると感じることができました。

この5か月間の経験は非常に充実しており、自分自身も新しい一面を知ることができました。そして、この経験が僕の成長に大きく寄与してくれたのです。